- 2025年12月28日
電話では分からない認知症のサイン― 年末年始の帰省で気づいてほしいこと ―
「電話では元気そうだったから大丈夫」。実は、認知症は電話だけでは気づきにくい病気です。会話が成立していても、実際に会ってみると「あれ?」と感じることは少なくあり…
「電話では元気そうだったから大丈夫」。実は、認知症は電話だけでは気づきにくい病気です。会話が成立していても、実際に会ってみると「あれ?」と感じることは少なくあり…
「歯周病は歯の病気」と思われがちですが、近年、認知症との関連が注目されています。歯周病は単なるお口のトラブルにとどまらず、全身の健康、さらには脳の健康にも影響を…
私たちの体には、「概日リズム(サーカディアンリズム)」と呼ばれる体内時計があります。睡眠と覚醒、体温、ホルモン分泌、食欲などは、この体内時計によって1日約24時…
最近、当院では「鼻に綿棒をぐっと入れる従来の検査」ではなく、のどの奥を軽く撮影するだけで行えるインフルエンザ検査を導入しました。これは、“マイクロスコープ(高精…
「認知症と骨粗しょう症は別の病気」と思われる方は多いかもしれません。しかし近年の研究で、認知症の方は骨粗しょう症になりやすく、骨粗しょう症の方は転倒・骨折から認…
当院ではこの冬より、AI(人工知能)を活用した新しいインフルエンザ診断を導入しました。従来のように 鼻の奥に綿棒を入れる必要がなく、のどの奥を撮影するだけ でイ…
ここ数年、禁煙治療の内服薬が供給停止となり、禁煙を希望される患者さんにも十分な治療をご提供できない状況が続いていました。その内服薬がようやく供給の再開できるよう…
夜中にふくらはぎが突然つって、思わず飛び起きた――。そんな経験をお持ちの方は少なくありません。足がつること自体は珍しいことではありませんが、続くと睡眠を妨げたり…
頭痛がひどいときに鎮痛薬を飲むのは自然なことです。しかし、「薬を飲む回数が増えるほど頭痛が悪化する」という悪循環に陥ることがあります。この状態を薬物乱用頭痛(や…
腎臓は、血液の中から老廃物や余分な水分をこし取って尿として体の外へ排出する、大切な臓器です。ところが、この尿の通り道(尿路)がどこかで詰まってしまうと、尿が腎臓…