• 2025年11月28日

AIによる新しいインフルエンザ診断を始めました― 鼻に綿棒を入れず、“のどの写真”だけで判定 ―

当院ではこの冬より、AI(人工知能)を活用した新しいインフルエンザ診断を導入しました。
従来のように 鼻の奥に綿棒を入れる必要がなく、のどの奥を撮影するだけ でインフルエンザの可能性を判定することができます。

■ 痛みのない、新しい診断方法
これまで「グッと鼻の奥に入れられる検査が苦手」「子どもが怖がってしまう」という声を多くいただいていました。
今回導入したAI診断では、
・のどの奥を特殊なカメラで撮影
・画像をAIが解析し、インフルエンザの特徴的な粘膜の変化を判定
という流れで、痛みや不快感がほとんどありません。
6歳以上の小さなお子さん、ご高齢の方、鼻に入れる検査が苦手の方にも受けていただきやすい検査です。

■ 精度について
AIによる判定は、これまでの研究で
・高い感度・特異度
・発症早期から判定可能
といった特徴が確認されています。
必要に応じて、従来の抗原検査やPCR検査と組み合わせ、より確実な診断を行いますのでご安心ください。

■ AI診断のメリット
・痛みや不快感がない
・小児でも受けやすい
・発症初期から有用
・検査が短時間で終了
インフルエンザの多い時期でも、患者さんの負担を軽減しながら、よりスムーズな診断が可能になります。

■ このような方に特におすすめ
・鼻の検査が苦手
・小さなお子さん(6歳以上の方が適応になります)
・高齢で刺激の強い検査が心配
・発熱などの症状が出てから早期の状態での診断を希望される方
写真撮影のみで済むため、診察の流れがスムーズになり、検査後の不快感もほとんどありません。

■ お気軽にご相談ください
「これはインフルエンザかも?」「子どもが熱を出したけど検査を嫌がる…」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。
患者さんの負担をできる限り少なくしながら、確実な診療を行えるよう努めてまいります。

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