• 2024年12月10日

ネコひっかき病

ネコひっかき病は、ネコが保有している菌が、ネコに引っ掻かれたり咬まれたりすることでヒトに感染することで起こります。受傷してから10日以内に傷の痂疲(かさぶた)を中心に赤くはれてきます。この部分の痛みは強くないですが、症状が悪化するとリンパ節が腫れてきて痛みを伴い、発熱がみられるようになってきます。

ただ、通常は何もしなくても感染を起こすことはないのですが、稀に感染を起こすと重篤な障害を起こすこともあります。心配しすぎる必要もありませんが、念のため医療機関を受診してきちんとした処置を行うことが必要です。

一つだけ注意があります。動物に咬まれたりひっかかれた傷には、すぐにキズパワーパッドを貼らないでください。きちんとした処置を行わずキズパワーパッドを貼ってしまうとそこで菌が繁殖し感染を起こすことになります。傷ならなんでも傷パワーパットを使う人がこのころ多いです。転んで土がついたような傷にも使用している方がいらっしゃいます。感染の危険の少ない傷に使用するようにしてください。

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