• 2025年5月11日

江の島のシーキャンドルが赤く灯りました

5月は赤い赤色のライトアップが見られる機会が増えます。5月の「赤十字運動月間」にあわせ、全国各地の歴史的建造物やランドマークとなる建物などをシンボルカラーの赤色にライトアップし、災害救護や医療支援、国際人道支援など、多彩な“命をつなぐ”取り組みを続けてきた日本赤十字社の理念や活動への理解を啓発することを目的としています。

赤十字と言えば、災害が起きたとき真っ先に駆けつけ、被災者のケアにあたるイメージが強いですが、日赤の活動はそれだけではありません。献血活動も重要な活動の一つです。日々の献血が、輸血を必要とする患者さんの命を助けているのです。ここで忘れてはならないのは「支援は一方向ではない」ということです。日赤の活動は、市民一人ひとりの理解と協力なくしては成り立たないのです。献血ルームに足を運ぶ、災害時のボランティア登録をしておく、あるいは、「いざ」というときに何ができるか、家族や地域で話し合っておくことも、大切な支援の形です。

5月1日が日本赤十字社の創立記念日であり、赤十字社の創始者であるアンリー・デュナン生誕の日が5月8日であることから、5月が「赤十字運動月間」となっています。江の島のシーキャンドルは、5月8日のみ赤色にライトアップされましたが、今年は神奈川県内で過去最多となる14カ所、横浜市では市庁舎をはじめとする施設が赤色にライトアップされます。大きな災害が起きる度に、命の尊さと、支え合いの大切さを再認識させられると思います。「赤十字運動月間」は、単に日赤を称える期間ではなく、私たち自身の命と、社会の絆を見つめ直す月間であることを赤色のライトアップを見たら思い出してください。

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