• 2026年1月11日

花粉と食べ物の意外な関係 〜花粉食物アレルギー症候群とは〜

春になると花粉症の症状が出る方は多いですが、「果物を食べたら口がかゆくなった」「のどがイガイガした」なんて経験はありませんか?
それは花粉食物アレルギー症候群(PFAS:Pollen-Food Allergy Syndrome)と呼ばれるアレルギーかもしれません。

どんな症状?
口の中や唇、のどがかゆくなったり、チクチクしたりするのが特徴です。多くは数分〜数十分で治まりますが、まれに全身のじんましんや呼吸困難など、重い反応を起こすこともあります。

なぜ起こるの
花粉に含まれるたんぱく質と、果物や野菜に含まれるたんぱく質の“構造が似ている”ため、体が同じアレルゲンと勘違いして反応してしまうのです。
たとえば、
・シラカバ花粉 → リンゴ、モモ、ナシ、サクランボ、ニンジン、キウイ
・スギ花粉 → トマト
・ブタクサ花粉 → メロン、スイカ、ズッキーニ
などが代表的な組み合わせです。

気をつけたいポイント
・生で食べたときに症状が出ることが多く、加熱すると食べられる場合があります。
・花粉症の季節に症状が強く出やすく、季節が過ぎると軽くなることもあります。
・自己判断で除去食を続けると栄養バランスが崩れるため、医師に相談しながら対応しましょう。

花粉症と食べ物のアレルギーには、実は深いつながりがあります。「果物を食べると口がかゆい」そんな小さな違和感も、放っておかずに一度ご相談ください。
ちょっとした注意で、安全においしい季節の味を楽しむことができます。

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