- 2026年2月1日
朝起きると頭が痛い、日中もだるい…それ、睡眠時無呼吸症候群かもしれません
「朝起きたときから頭が痛い」
「しっかり寝たはずなのに、日中ずっと眠い・だるい」
このような症状で受診さる方が、近年とても増えています。
風邪でもない、血圧もそれほど高くない…。
その原因として、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に何度も呼吸が止まる、または浅くなる病気です。
10秒以上の無呼吸や低呼吸が、1時間に何回も繰り返されます。
ご本人は眠っているため気づかず、
・いびきが大きい
・呼吸が止まっていると家族に言われた
といったことで初めて疑われることも少なくありません。
なぜ朝の頭痛やだるさが出るの?
睡眠中に呼吸が止まると、体は慢性的な酸素不足の状態になります。
その結果、
・脳が十分に休めない
・血管が拡張し、朝の頭痛が起こる
・深い睡眠がとれず、日中の強い眠気や倦怠感が出る
といった症状につながります。
「年のせい」「疲れているだけ」と思われがちですが、実は質の悪い睡眠が原因のことも多いのです。
放置するとどうなる?
睡眠時無呼吸症候群は、単なる「いびきの病気」ではありません。
放置すると、
・高血圧
・糖尿病
・心筋梗塞や脳卒中
・不整脈
などのリスクが高まることが分かっています。
特に、朝の頭痛+日中の眠気がある方は注意が必要です。
こんな方は要注意
・朝起きたときに頭痛がある
・日中、強い眠気やだるさがある
・いびきを指摘されたことがある
・夜中に何度も目が覚める
・高血圧、肥満、糖尿病がある
一つでも当てはまる場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
検査と治療について
睡眠時無呼吸症候群は、ご自宅で行える簡単な検査で調べることができます。
治療は、
・CPAP(シーパップ)療法
・体重管理
・生活習慣の改善
など、症状や重症度に応じて選択します。
「睡眠」は健康の土台です
朝の頭痛や日中のだるさは、体からの大切なサインかもしれません。
「寝ているのに疲れが取れない」と感じたら、我慢せずご相談ください。
当院では、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療のご相談を行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご受診ください。