• 2024年9月29日

子宮頸がんを予防するワクチンのキャッチアップ接種はまだ間に合います

8月11日に「子宮頸がんの予防のためのワクチン接種はおすみですか?」というブログを書きました。そこには、「すべてのワクチン接種を公費で行うためには2025年3月までに3回のワクチン接種を行う必要があります。そのため、1回目のワクチン接種を2024年9月中に行う必要があります。」と記載をしましたが、この度、厚生労働省が標準的には約半年かかる接種を最短4~5カ月で終える方法を自治体に示しました。

HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

これによると、「やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合」などとしてワクチンの用法などを説明する添付文書でも記載されているスケジュールになります。厚労省によると、治験で有効性や安全性が確認されているので、心配はないようです。このスケジュールだと、11月中に一回目を接種すれば、三回目までの接種を来年3月末までの期間内に終わらせることができます。

期間内に接種を行えば、1回分で3万円の接種が公費となり、しかも子宮頸がんの予防にもなる、というとても得になる話です。平成9年度~平成19年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)(16~27歳)の方でまだ接種をされていない方は、早めに接種を行ってください。不安のある方は厚生労働省のホームページに情報があります。または医療機関で相談してみてください。

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

#子宮頸がんワクチン #キャッチアップ接種

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