- 2026年6月21日
- 2026年6月14日
梅雨の時期に増える「気象病」と頭痛のお話
「雨が降る前になると頭が痛くなる」
「台風が近づくと頭痛やめまいがする」
「天気が悪い日は体調が優れない」
このような経験はありませんか?
近年、このような気象の変化によって起こる体調不良は「気象病」や「天気痛」と呼ばれています。特に梅雨の時期は、頭痛を訴える方が増える季節です。
なぜ天気で頭痛が起こるのでしょうか?
最も関係していると考えられているのが「気圧の変化」です。
台風や低気圧が近づくと大気圧が低下します。すると体の外からかかる圧力が弱くなり、内耳(耳の奥にある平衡感覚をつかさどる器官)がその変化を感知します。
内耳が気圧変化を感じると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。その結果、
・血管の拡張
・血流の変化
・炎症物質の放出
などが起こり、頭痛やめまいを引き起こすと考えられています。
特に片頭痛のある方は、この影響を受けやすいことが知られています。
気象病でみられる症状
頭痛以外にも、
・めまい
・首や肩のこり
・倦怠感
・眠気
・関節痛
・気分の落ち込み
などさまざまな症状が現れることがあります。
どんな人がなりやすい?
・片頭痛持ちの方
・女性
・自律神経が乱れやすい方
・睡眠不足の方
・ストレスが多い方
に多いとされています。
自宅でできる対処法
① 規則正しい生活
自律神経を整えることが最も重要です。
・十分な睡眠
・決まった時間の起床
・朝日を浴びる
ことを心がけましょう。
② 軽い運動
ウォーキングやストレッチは自律神経の安定に役立ちます。
③ 首や肩を温める
筋肉の緊張が和らぎ、症状が軽くなることがあります。
梅雨や台風の時期に頭痛が起こるのは決して珍しいことではありません。しかし、適切な対処によって症状を軽くできる場合も多くあります。
「天気のせいだから仕方ない」と我慢せず、頭痛が繰り返される場合や日常生活に支障が出る場合はご相談ください。