一般外科とは
当診療科では、主に体の表面にできた「けが」や「できもの」を中心に診察、検査、治療を行います。具体的には、打撲(ぶつけた後の痛み、腫れ)、すり傷(転んでできた傷)、切傷(ナイフや包丁でできた傷)、刺し傷(とげ等とがったもので刺した傷)をはじめ、咬傷(犬や猫などの動物に噛まれて生じた傷)、虫刺され(蜂など)、やけど(熱傷)のほか、皮膚のできもの(ほくろ、いぼ、粉瘤など)の摘出や切開、蜂窩織炎(皮膚の感染症、皮膚の一部が赤くはれて熱を持ってくる)、褥瘡(床ずれ)に対する治療も行っています。
また、明らかにぶつけたなどの打撲がないからだの痛み(首、手足、腰など)も一般外科で診察、治療を行います。
皮膚表面の傷は一見大したことはないと思われがちですが、すり傷や軽度の咬傷の場合でも、放置が続けば感染症を引き起こす可能性があります。どんな小さい傷でも速やかに処置(傷口を水で洗い、汚れを落とす など)をするようにしてください。
一般外科で対応する主な外傷、疾患
- 打撲
- すり傷
- 切傷
- 刺し傷
- 咬傷
- 虫刺され
- やけど
- 皮膚のできもの
- 蜂窩織炎
- 褥瘡
- 首の痛み
- 手足の痛み
- 腰の痛み など